パンチャカルマを受けるとわかる事。

パンチャカルマ療法は、老化の予防や記憶や五感の機能を向上させます。パンチャカルマ療法は、自己免疫疾患、慢性関節リュウマチ、気管支喘息、G.I.T(消化管)疾患などの、慢性的疾患、精神疾患において非常に有効である。

(デリーコース テキストより)

 

パンチャカルマは、5つの浄化法のうち、主に現在でも行われているのは4つです。

 

嘔吐療法 (ギーを飲んで吐く) 最低7日間

下剤療法 (ギーを飲んで下剤で下痢をおこす) 最低7日間

浣腸療法 (抽出液、又はオイルを浣腸する) 治療の場合は最低7日間

点鼻療法 (鼻にオイルを点鼻し、温める+マッサージ)治療の場合は最低7日間

 

上の説明は、簡易で記載しているため、本来は細かい過程や使う薬剤、期間中の投薬、日数に至るまで細かい指示がドクターから行われ、直す病気、治療を受ける人に合わせてその内容は異なります。

 

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過去10年間で、7回ほどパンチャカルマを体験した結果、わかった事は以下です。

 

1. 普段、西洋の薬を飲んだ後、効果が表れるまでの時間は、特別な速さであり、逆にどこか別なところにも負担は生じている事。

 

2. 施術後すぐではなく、1か月~2か月間、食事療法を守って規則正しい生活ができた後、じんわりと効果が表れる事。

 

3. 一度目に痛みや慣れないものも、1年に一度受けていると痛みは緩和し、体調がよくなっているのが自分でも気づく事。

 

4. 肉体的な効果はもちろん、精神的な安定や、考え方、正常な判断ができるようになる事。

 

稀に、パンチャカルマを受けて、ひどい症状が襲う人もいます。逆にまったくなんともない人もいます。それは、体の中にどれだけアーマが蓄積されていたかによって比例しているように思われます。

 

部屋の掃除と、一緒です。

 

毎日ちょっとずつやれば、いつでもきれいなのに、ゴミやほこりをためておくから大掃除になり、簡単には片付かないので(すてたいゴミのためにさらに掃除をするとか)そのうち、物を使おうと思っても簡単に探せなかったり、部屋が狭いのでいつも何かにぶつかったりします。

 

インドでだからこそ、受けられるパンチャカルマ。勉強すればするほど、なぜたった五つの治療法が、健康を維持し、又はありとあらゆる疾患を治癒するができるのか、あるかわかります。