アーユルヴェーダと合わせて勉強したいもの

伝統的な要素 パンチマハブータ

西洋思想     Air, Water, Ether, Fire, Earth

中国(ウーシング 五行思想)Water, Metral, Earth, Wood, Fire

日本( 五大 ごだい) Earth, Water , Fire , Air , Wind, Or Sky, Heaven

ヒンズー教(Tattva BuddhismMahabhuta

チベット医学    Air, Water, Space, Fire, Earth

ニュージーランド       Air, Water, Flora, Fire, Earth

テキストより抜粋。

 

上のテキストは、アーユルヴェーダの基礎概念である5元素と似たような考え方をした学問、思想の一例です。世界三大医学として、中医学、アーユルヴェーダ、ユナニ医学があります。

 

5元素の名前や、特徴はコース中で行うとして、、、、、

 

一番初めにアーユルヴェーダを学んだ時、ラッキーな事に、私はインド人のアーユルヴェーダドクターから教えてもらいました。そのおかげで、知らないなりに、アーユルヴェーダの第一印象が「伝承医学」であり「最も古い歴史を持つ学問」というものだったからです。

 

インドに来て、アーユルヴェーダと同じぐらい目からうろこだったのは「宗教」のとらえ方です。インドでは、ありとあらゆるところに神様がいます。祝日は神様の誕生日、車や部屋にも神様が飾ってあります。さらに他宗教ですから、ヒンズー教を筆頭に、イスラム教、キリスト教、仏教、ジャイナ教などバラエティ豊かです。上記にある、中国医学や五行思想、五大はアーユルヴェーダの5元素と非常に似ている概念です。宇宙と人間の体の構造が一緒である事、その元素は4数学者ヒポクラテスは特別な宗教団体の一人者でもあるのだそうです。

 

 

5元素や、アーユルヴェーダの歴史の背景には、宗教が大いに関係します。象のガネーシャは有名ですが、インドでは牛も神聖な存在です。そしてミルクはアーユルヴェーダ薬にはもちろん、お祈りにも欠かせないアイテムです。その国によってアーユルヴェーダで使われるアイテムはその土地に豊富にあるものや、その国の宗教背景が影響しています。

 

アーユルヴェーダを勉強すると、いろんな事が関係している事がわかります。宗教学はもちろん、ヨガ哲学、天文学、心理学、医学も、上にあるような、中医学、ユナニ医学、も似た部分があるので、興味深いです。

 

それぞれの知識がすでにある方は、アーユルヴェーダの勉強は知っている知識がちりばめられて、楽しいと思います。それら一つ一つをさかのぼった時、アーユルヴェーダにたどりつくのだと思うと、それはそれは壮大なテーマに取り組んでいるような気がして、一生をかけて勉強できる学問だなぁと実感します。