五元素と聞いてすぐ、空、風、火、水、土と思い浮かぶ方は、ふとした日常で感じる事ができてるのかもしれません。私達の体はまさに五元素からできていて、人間だけはなく、世界にあるものすべてが、この5元素でできている、という理論は、初め全く理解できませんでした。
アーユルヴェーダの5元素の定義は、何度説明しても足りないと思うぐらい、何回聞いても飽きません。ヴァータ、ピッタ、カファの前にこの5元素を知れば知るほど、他の事を勉強するときに役たちます。
アーユルヴェーダは、6000年前に生まれたものだといわれていますが、実際には当時たくさんの学者や聖職者が哲学、考古学、医学、天文学などありとあらゆることを考えていた、その中の一つがアーユルヴェーダです。しかし、時代を超えても尚6000年前とそんなに変わらない、それはなぜでしょう。
今日は、アーユルヴェーダの歴史に少しふれたいと思います。テキストでは4つの経典の名前がでてきます。所説ありますが、インド神話やヨーガ哲学、インド哲学、ヒンズー教などと関係が深い事がここで分かります。
アーユルヴェーダはどういうために存在するのか、意外にも、あまり認識されていない部分です。日本にいるだけでは、わからない点について書いてみました。インドのドクターはこの部分を本当に大切にしています。
アーユルヴェーダの基本とは。デリーコースで使用されているテキストをもとに、インドで習うアーユルヴェーダとはどういうものか、インドと日本の違いについてなどを書いていきます。